


- 2025/11/25
- しびれ
- 左上肢のしびれ、病院で頚椎ヘルニアと診断された 6回でOK
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◼️手、腕のしびれや麻痺は神経障害がいくつか考えられます。
①頚椎の圧迫 下部頚椎の椎間孔で圧迫
②胸郭出口症候群 斜角筋や小胸筋など胸郭周辺で圧迫
③トンネル症候群 肘、前腕、手首などで圧迫
④ダブルクラッシュ症候群 上記①〜③が重なって
⑤糖尿病など
※脳血管障害は省いています。
いずれも的確な施術と習慣を見直すことで解放されます。
以下は症例のご紹介
◼️50代 男性 U様
・左上肢しびれと肩甲骨内側の痛みが2ヶ月続く
・2週間前、整形外科MRIで椎間板ヘルニアの診断(下部頸椎)
牽引治療をしたが変化無く、知人の紹介で来院。

原因
・仕事はほぼパソコン作業、正面にノートパソコンと右に大きめモニターを置き、右を向いていることが多い。そのせいか頚椎は2〜5番が右へ傾き動きが悪い。
・休肝日が無い。肝臓への負担から胸郭と第8胸椎が歪み、頚椎を支える土台としての役割低下。
・6年前に肺気胸で一部肋間に硬さ有り、頚椎を支える土台としての役割低下。
・上記の問題が期間的、年齢的に限界を迎えたと思われる。
・結果的に第6頚椎が椎間板ヘルニアになりやすい状態と生活環境にある。
なので下部頚椎のみを牽引治療や投薬しても良くなる可能性は低い。
治療
・胸椎、胸郭の歪みを改善して土台の安定化
・上部頚椎を整えて、第6頚椎への負担を減らす。
・休肝日を週1、2回設ける。
・パソコンのメインモニターを正面に移動。
結果
・週1の施術で、2回目で肩甲骨内側の痛み消失。
・4回目で上肢の一部に痺れが残る。
・6回目でしびれ、痛みが消え、脊柱と胸郭の可動性が改善したので終了です。



