


- 2025/11/26
- しびれ
- 左手のしびれ 物を落としそう 下部頚椎の椎間孔狭窄
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◼️手、腕のしびれや麻痺は神経障害がいくつか考えられます。
①頚椎の圧迫 下部頚椎の椎間孔で圧迫
②胸郭出口症候群 斜角筋や小胸筋など胸郭周辺で圧迫
③トンネル症候群 肘、前腕、手首などで圧迫
④ダブルクラッシュ症候群 上記①〜③が重なって
⑤糖尿病など
※脳血管障害は省いています。
いずれも的確な施術と習慣を見直すことで解放されます。
以下は症例のご紹介
◼️50代 男性 T様
・左手がしびれて物を落としそう 3ヶ月続く
・1年半前に左上腕の痛みで1回来院している。この時は下部頚椎の椎間孔を広げて神経痛が消えている。今回も似た感じの原因に思える。

各検査・ハンマーによる上肢の腱反射は左の上腕二頭筋(弱い)、腕橈骨筋(反応無し)。・針付きローラーによる痛覚や触覚など感覚障害はなし。・初回来院時の握力 左33kg 右42kg・物を落しそうは、細かな手作業、ボタン掛けなど巧緻運動障害は無し。・小脳機能(手回内回外、手タップ、鼻指鼻、つぎ足歩行、他)異常無し。

原因・アルコールの飲み過ぎで肝臓に負担、背骨が右凸湾曲、右背筋が過緊張を起こして、下半身では右下肢が短くなり、上半身では胸郭が土台として不安定。・システムエンジニアでパソコンを見る時間が長く、上部頚椎の可動性が悪く、下部頚椎の負担になっている。※血管障害やアルコールの影響による小脳の問題を心配したが、何も無くて良かった。
治療・肝臓周辺の筋筋膜緊張に関する歪みを整え、左手のしびれや握力低下に関係する下部頚椎への負担を減らしました。・上部頚椎の歪みを矯正して、下部頚椎にかかる負担を軽減しました。・休肝日をがんばって週1日設ける。
・1週間後の2回目来院時 左33kg→33kg 右42kg→45.5kg背骨の歪みは減ったが、しびれに変化なし。飲まないと寝れないらしい!
・3週間後の3回目来院時 左33kg→38kg 右45.5kg→45kgしびれ10→3残る。物を落しそうな感覚はない。・4週間後の4回目来院時 左38kg→42kg 右45kg→45.5kgしびれ3→1残る。
・5週間後の5回目 しびれは消えたが違和感がある。来週は息子の結婚式で数日ハードなので身体の調整。



