普通に歩きたい(E様 60代 女性)
3年前に左足を自動車に踏まれたまま倒れて足首を傷めたことがあります。
数週間で足首の痛みは消え、医師からは完治と言われたが、
思い返すとその後しばらくしてから魚の目や足腰の痛みが気になります。
たこ・魚の目のできるポイント
魚の目はピンポイントで圧がかかり過ぎる習慣で出来るわけですが、魚の目ができる人の足を観察させていただくと、下図の特徴が見られます。
1、正常
2、親指側に荷重がかかり過ぎる
3、小指側に荷重がかかり過ぎる
4、横アーチが減って足趾全体に荷重がかかり過ぎる
5、逆アーチで中央3趾に圧がかかり強い痛みを伴う
歩行の足裏接地
カパンジー機能解剖学より
通常歩行なら
a、踵から接地して
c、推進力に移行して
e、最後は母趾で推進します
これが、上記の『たこ・魚の目のできるポイント』で示す2〜5の接地で歩行を繰り返せば角質は硬くなる。
特に女性の原因として
1、ヒールや窮屈な靴の常用
2、各関節の機能異常や身体のバランスの問題
3、出産、婦人科系、更年期による下肢筋力低下の問題
4、便秘、下痢、腸機能低下による大腿部筋力低下の影響
5、特異なスポーツや反復動作
身体は補正します!
右足を小指側から見る
◯踏まれたまま転んで傷めた靭帯と◯踏まれて傷めた靭帯
3年前に車に踏まれた時は病院にかかり、足の腫れや痛みが引いた時点で治ったと思われたのでしょうが、機能的には靭帯のゆるみや関節の不安定が残っていました。もともと歩くのが好きで、ほぼ車を使わない生活をされています。無意識に左足に荷重をかけない歩行は、右の背筋に過緊張という形で現れています。次第に右の股関節や腰に不具合を感じ、背中の張りや肩こり、無理をすると頭痛を感じる始末です。
レントゲンでは異常なし
上図赤は左足を小指側から見ています。
触診検査では立方骨と第5中足骨の関節が歪んで硬くなっています。その影響で外側アーチが扁平して、第5中足骨の先端に荷重がかかり角質が硬くなりやすい状態です。レントゲンでは異常なしと診断されるので厄介です。
関節の機能は戻せます
足裏のアーチは3点で構成されます。
A-C : 内側縦アーチ(土踏まず)
B-C : 外側縦アーチ
A-B : 横アーチ
人間は先天的知能(イネイト・インテリジェンス)という機能が備わっています。傷ができても自然に塞がったり、体温調節をしたり。しかし、歪んだ関節を元に戻す機能はありません。ここでカイロプラクティックが効果を発揮します。自然寛解しない靭帯、腱、筋肉、筋膜の抑制状態を修復して、関節アライメントを手技によって修復が可能です。
図のように3点で支えられるようになると、角質は硬くならなくなりました。
冷え性も消えて
筋骨格系の触診マニュアルより
上図の横隔膜には3つの穴があります。①は下大静脈、②は食道と胃の境界、③は腹大動脈が通ります。動脈は心臓から酸素や栄養を下肢に送り、静脈は下肢からの老廃物を運びます。横隔膜は呼吸の7割を行う以外に、横隔膜のポンピングで下肢の循環を促す役割もあります。Eさんは横隔膜の柔軟性も回復させると、長年の悩みであった下肢の冷えも解放されました。