


- 2026/10/11
- 膝の痛み
- 膝関節変形の予防習慣
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膝関節変形の予備軍(50代女性)
Hさんは転倒や無理をした記憶もないのに膝の痛みを感じる始末です。痛みは体から発せられるメッセージなので何らかの原因が潜んでいます。普通は痛みだけに意識がきがちですが、ちょっと視点を変えると思わぬところに解決予防の糸口があります。
治療効果をその場で確認
関連する骨盤や腰椎の歪みを調整すると、膝関節を支える筋肉が安定して、即座に階段の痛みが消えました。しかしここで終わりではありません。良い状態をキープできるか確認のためにその場で1、 2分ほどぴょんぴょん飛んだり小走りをして体に負荷をかけます。

膝痛の本当の原因は
再び段差を上り下りすると膝痛が再発してきました。膝痛に関係する原因が他にあると言うことです。H様は半年前に大腸腫瘍の腹腔鏡手術をされているので腹部を確認しました。5箇所ある縫合部を触診させていただくと1カ所に異様な硬さを感じます。その縫合は腹筋を貫いているので、腹筋の1部が機能低下を起こし、骨盤を不安定にしていました。

4つの腹筋
腹筋群は4つで構成されています。腹筋は体幹を屈曲させる強靭な筋肉ですが、重たいものを持ち上げるときには腹圧を調整して自前のコルセットの役割となり、呼吸では肋骨を固定して息を吐きやすくします。

本質を見極めましょう
縫合部の癒着を改善するとその場の再発は消えました。しかし、癒着はいずれ起こります。癒着の予兆には以下の症状が出ることがあるので、その情報を見逃すことなく、早めに治療をお勧めします。
- 何気ない動作で痛みを感じるようになる。
- 血行障害が起こりやすくなるので、朝方など動き始めに痛みを感じる。
- 冷えを感じやすくなる。
- 治ったと思ってもすぐに再発する。
- 日々の動作によって痛む場所が変化する。
- 健康のためにと運動すると余計にひどくなる。
- 痛む部位に電気やマッサージをしても、その時ばかりですぐに痛み出す。
QOLを下げない
閉経後の変形しやすくなる高齢期を迎えるにあたって、QOLを下げずバランスの良い体を維持することが大切です。よく働いて、よく遊んで、よく食べて、よく寝て、時々お体のメンテナンスです。



