


- 2026/06/06
- 腰痛,肩こり,膝の痛み
- 原因不明の痛みが解消!リアクティブ筋に着目
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痛む部位じゃなくその対側にある筋に着目
痛みを感じるとその部位ばかりが気になってしまいます。何か自分で処置をしようと思えば、患部に湿布や塗り薬で処置することが多いでしょう。対症療法として温めたり、電気をかけたり、塗り薬や飲み薬など色々あるでしょうが、再発を繰り返したり、悪化するようなら、痛む部位ではなく他のところに問題があることが多いのです。
拮抗する筋肉
関節のスムースな動きは相対する筋肉が伸張と収縮を同時に行います。例えば、図のように金槌で釘を打つという動作は、上腕二頭筋と上腕三頭筋が交互に伸縮して行ないます。釘を打つ時は上腕三頭筋が動筋として収縮し、反対側にある上腕二頭筋は拮抗筋として弛緩します。釘から離れる時は上腕二頭筋が動筋として収縮し、対側の上腕三頭筋が拮抗筋としてバランス良く弛緩します。

リアクティブ筋とは
亢進している筋肉の活動によって、対側にある筋肉が影響を受け、筋力低下してしまう筋肉をリアクティブ筋と言います。ここでは上腕三頭筋を亢進している筋肉に例えると、通常は金槌を持ち上げる寸前に上腕三頭筋は弛緩しながら、次の動筋となる上腕二頭筋に興奮の信号を送る。しかし、上腕三頭筋は異常に亢進しているために、次の動筋に抑制の信号を送ってしまい、上腕二頭筋は筋力低下を起こす。このような状態で動き続けると釘を打つことが困難になってきます。また肘関節にかかるストレスは肘関節炎を起こすことも考えられます。

リアクティブ筋を起こさせる筋を見つける
上記の釘を打つ動作では、上腕三頭筋の亢進が解除されない限り、上腕二頭筋はリアクティブ筋となり、それを使えば慢性的に痛み出すでしょう。さらに上肢を安定して使うために固定筋となる頚部や肩関節、肩甲骨周辺に痛みが出たり、共同筋として前腕を酷使して肘関節や手首まで痛み出す可能性もあります。さて病院ではどんな処置をされるでしょうか。経験のある方ならお分かりでしょう。「無理をなさらないように」と言われても、特別無理をしたわけではないので、どうしようもありません。こういったリアクティブ筋は足腰や肩関節などいろんな部位で起こりえます。厄介なことに慢性化するほど二次的、三次的に広がっていきます。「スポーツをすると毎回特定の場所が痛む」とか、「裁縫をするといつも背中が張って・・・」などなど、痛みのない所に原因が潜んでいる可能性があります。



