顎関節症とは
顎関節症とは
顎関節症とは、顎を動かす際に使用される関節に痛みが生じたり、音が鳴ったり、動きが制限されるような状態を指します。ストレスや歯の噛み合わせの問題が主な原因であることが多いです。
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このような症状
ありませんか?
顎関節症かもしれませんこのような症状ありませんか?
顎関節症かもしれません- 口が大きく開けられない
- グッと噛み締めると痛みがある
- 口を大きく開けた時に「カクッ」と音がする
- 顎の周辺が痛い
- 顎が外れそうになる
- 食事をしていると顎がつかれる
顎関節症の種類
顎関節症の種類
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タイプⅠ型は筋肉の障害が原因で発生します。これは、筋肉の過度な負荷や使いすぎ、急激な筋肉の収縮などによって生じることが多いです。また、ストレスや疲労が筋肉の緊張を引き起こし、筋肉が硬直することも原因となります。
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タイプⅡ型は関節包や靭帯の障害が原因で発生します。関節包は関節を覆っている袋状の組織であり、靭帯は関節の安定化を担っています。過度な運動や急な動きによって関節包や靭帯が損傷し、痛みが生じることがあります。
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タイプⅢ型は関節円盤の障害が原因で発生します。関節円盤は関節面の間にある緩衝材の役割を果たしています。加齢や外傷、姿勢の悪さなどが原因で関節円盤の損傷や変形が起こり、痛みが発生することがあります。
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タイプⅣ型は変形性関節症が原因で発生します。変形性関節症は関節の軟骨が摩耗し、関節同士がぶつかり合って痛みが生じます。原因はさまざまですが、加齢や遺伝的要素、肥満、関節の負担などが挙げられます。
歯科・口腔外科で顎関節症が改善しない理由
歯科・口腔外科で顎関節症が
改善しない理由
歯科・口腔外科で顎関節症が改善しない場合は、姿勢の歪みや首の骨のズレ、自律神経の不調が考えられます。これらの原因はマウスピースの使用や歯列矯正、マッサージ、電気療法では対処できず、改善するには姿勢の歪みや首の骨のズレ、自律神経の不調にアプローチする施術が必要不可欠です。
症例のご紹介
症例のご紹介
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お悩みMさんは親知らずが斜めに生えて痛みを伴うため片噛みをしています。
コロナ禍で歯科治療を先延ばしにした結果、開口時に左顎関節周辺が痛みます。
その他、左首すじがいつも張る。
左腕がだるく、朝の寝起きは手がむくんでいる。
唾液が出にくく、食べ物を飲み込みづらく、市販の消化薬を服用。 -
原因片側ばかりで咀嚼をしすぎて咀嚼筋にトリガーポイントが作られてしまいました。
Mさんは片噛みやデスクワークによる前頭姿勢から痛みのストレスもあって悪循環になっています。※画像をクリックすると拡大します。 -
施術
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手技で解放1顎の筋肉に発生したトリガーポイントを手技で解放すると周辺の関連痛も和らいできます。
顎の動きがスムースになり、血流が良くなって頭がすっきりしてきました。 -
頚部筋のトリガーポイント(TrP)を解放2顎関節周辺から首肩が緊張したままデスクワークを行えば肩こり、頭痛も起こるでしょう。
頸部の斜角筋に発生したトリガーポイントを解放して上肢への循環を改善しました。
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コメント抜歯後に再調整して消化器系も良好!
咽頭・喉頭・胸腹部臓器を支配する迷走神経は頚椎の頸動脈鞘の中を通るので、頚椎を調整して唾液の分泌と消化活動も活発になりました。
親知らずの抜歯後、しばらくしてから再調整を行い、消化薬も要らなくなりました。